FAO・国連食糧農業機関は6日、声明を発表し、「現在、『アフリカの角』では約1000万人が飢餓の脅威にさらされている」と指摘しています。
声明は、「最近の干ばつ及び過去数年間の各種の戦乱や衝突の影響によって、アフリカの角と呼ばれるソマリア、ケニア、ジブチ、エチオピアなどの国で深刻な飢饉が発生している。そのうち、ケニア一国だけでは、数十人は飢餓のため死亡した。現在、この地区は乾期に入り、災害はさらに深刻となり、約1100万人が食糧の援助を必要としている」と述べています。