FAO・国際食糧農業機関の高官は15日、「去年の末インド洋で発生した大地震と津波から1年近く経ったが、一部の被災地の再建作業は依然として困難に直面し、国際社会からの緊急援助を必要としている」と述べました。
FAOの津波による被災地再建問題担当の責任者は、「一部被災地の住民の生活状況は依然として深刻である、インドネシアのある被災地では依然として約50万人が臨時のテントで暮らしている。これらの被災地が元通りに再建され経済社会の発展が可能となるまでには、まだ5年から10年を要する」と述べました。