インドネシアのハッサン・ウイラユダ外務大臣は6日、ジャカルタで、「ここ15年、中国経済の大きな躍進は、東南アジアと東アジア各国の発展を促し、積極的な役割を果たした」と評価しました。
インドネシア外務省で行われた年次記者会見で、東アジア地域情勢について発言した際、ウイラユダ外務大臣は、「中国は、平和発展の意向を示しており、東南アジアと東アジア諸国に、中国経済の急成長から利益を受ける機会を与えている」と述べました。また、「中国は、経済が急ピッチで発展してはいるものの、貧困人口がまだ多いことから、依然として発展途上国である」との見解を示しました。
ウイラユダ外務大臣はさらに、「インドネシアと中国の二国間関係は、相手国の領土保全を互いに支持することに基づくもので、インドネシアは、一つの中国という政策を引き続き堅持しており、中国政府も、インドネシアの統一と領土保全を支持していく」と強調しました。
|