朝鮮労働党中央機関紙の「労働新聞」は、3日、「アメリカは朝鮮に対する制裁を解除し、朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議の第2段階会議再開のためにいい環境を作り出すべきだ」とする論評を発表しました。
これによりますと、「アメリカが出した朝鮮への制裁は、去年9月に開かれた第4回6カ国協議で合意した『共同声明』に違反し、6カ国協議の進展を妨げた。朝鮮は制裁を受けている状況で6カ国協議には参加できない」と語りました。
さらに、「朝鮮政府の最終目標は、朝鮮半島の非核化を実現することである。朝鮮は協議に参加する各側が『共同声明』に基づいて、着実に義務を履行し、核問題の公正な解決を求めることを希望する。現在、6カ国協議が再開できるかどうかは、アメリカの行動にかかっている」と強調しました。
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