雲南コバナテングザルの人工飼育と繁殖技術が、長年の研究を経て、ますます充実してきました。
雲南コバナテングザルは、霊長目に属し、絶滅の危機に最もさらされている動物の一種となっています。わずか750頭ぐらいいる野生雲南コバナテングザルは、中国西南の貴州省梵浄山(ボンジョウザン)にある、敷地面積419平方キロの国家自然保護区に生息しています。
1995年、中国で初めての人工繁殖による雲南コバナテングザルが生まれて以来、二世代目の雲南コバナテングザルの繁殖が2002年に成功し、その後も、13頭の雲南コバナテングザルが相次いで生まれ、順調に成長しているということです。
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