イラン外務省のスポークスマンは25日、ウランの濃縮作業をロシア国内へ移すことに関する具体的な提案をロシアから得たということを否定しました。
このスポークスマンは当日の記者会見で、イランはこれまで実質的な提案を一つも得ていないとした上で、「イランはイラン国内でウラン濃縮作業ができる合理的な提案しか考慮しない」との姿勢を表明しました。
ロシア側は24日、これまでイラン側に出したロシア国内におけるイランのウラン濃縮連合企業の設立に関する提案は依然有効だとしています。
EUとアメリカはいずれもこの提案の受け入れを表明しましたが、イランはこれを拒否したものです。
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