湖南省の万嬰早期教育集団傘下の幼稚園「東方芸術園」と「キン天国際園」はこのほど、教室、寝室、園児の活動場所など、園児が出没する場所にモニターカメラを設置した。保護者がインターネットを通して子どもの1日の様子を見られるようにすることで、幼児教育の完全な「透明化」を図るのが狙いだ。しかしながら、「保護者が子どもの様子をより把握し、家庭と幼稚園の距離を縮める」ことを目的としたこのやり方について、一部で議論が起こっている。保護者はカメラ設置に支持を示し、幼稚園教諭もカメラの必要性を理解しているが、専門家や同業者は「幼稚園教諭のプレッシャーが大きすぎるのではないか」との懸念を示している。
写真(左):モニターカメラの「監視下」でゲームをして遊ぶ教師と園児=湖南省の幼稚園「東方芸術園」
写真(右):モニターカメラを通して子どもの様子を見る保護者
「人民網日本語版」
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