朝鮮と韓国の第17回閣僚級会談第一回全体会議は14日午前、韓国の済州島(チェジュド)で開かれました。今回会議では、南北協力、朝鮮半島核問題、南北軍事会談などが主に討議される予定だということです。
韓国代表団の団長である鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は会議の席上、「朝鮮とアメリカの間にある問題は、第4回六ヶ国協議の共同声明実施の障害となるべきでない」と表明し、来年1月の第五回六ヶ国協議の第二段階の協議再開や、朝鮮側の積極的な対応を希望したほか、南北鉄道のテスト運行を実現するため、軍事会談の早期開催を提案しました。
一方、朝鮮代表団の団長である権浩雄(クォン・ホウン)内閣参事は「南北協力は、朝鮮半島の平和メカニズムの下で行なわれるべきだ」と主張し、南北経済共同体の設置を提案しました。これと同時に、軍事演習と、朝鮮に対する悪意の宣伝を止め、韓国人の朝鮮訪問への制限を取り消すよう要求しました。
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