中国人民解放軍の熊光楷副総参謀長は9日北京で、「台湾問題をうまく処理することは、中国とアメリカの両国及び両軍関係が安定した発展を図る鍵である」と強調しました。
これは、熊光楷副総参謀長が中米国防省事務会談に参加した双方代表団のメンバーと会見した際述べたものです。
熊光楷副総参謀長はその際、「『台湾独立』に反対し、海峡両岸の平和と安定を維持することは、両国の共同の利益に符合する。中国側は、アメリカが確約を確実に履行し、中国側と共に、『台湾独立』に反対、これを阻止し、台湾に誤ったシグナルを出さず、海峡両岸の平和と安定及び中米の共同の利益を維持するよう期待している」と述べました。
伝えられるところによりますと、今回の会談で、中米双方は両軍関係、来年の両軍の交流計画および中米海上軍事安全保障協議などの問題について意見交換をしました。会談では双方は、協力の重要な基礎を見つけると共に、意見の食い違いも発見し、また、解決のルートを積極的に探したということです。
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