中国社会科学院台湾問題研究所の朱衛東研究員は8日、北京で、「陳水扁氏が台湾当局の指導者に就任して以来の政策の失敗が、与党・民主進歩党(民進党)の地方選での敗戦の主な原因だ」と指摘しました。
国際放送記者のインタビューに応じ、朱研究員は、「台湾統一地方選挙の結果から、海峡両岸関係の緩和、安定と協力を求めるという台湾民衆の意向が反映され、陳水扁氏による台湾独立政策がますます支持を失っている」と述べました。
このほど、発表された台湾統一地方選挙(県・市長、県・市議員、郷・鎮長選挙)の結果によると、23県・市長選では、最大野党である中国国民党の14勝に対し、民進党は6勝に止まったということです。
|