サウジアラビアの外相を務めるサウド・ファイサル王子は4日、メッカで開催予定のイスラム諸国特別首脳会議について、「この会議はイスラム諸国が多くの危機に直面している時期に開かれるもので、イスラム諸国に自信を回復させることを目的としている」と明らかにしました。
これはサウド・ファイサル外相がサウジアラビアのジェッダ市での記者会見で述べたものです。その際、ファイサル外相は、「いろいろな原因でイスラム諸国は失意に落ち入っているが、より肝心なのはこれら国々は前向きに対応できなくなっている」と憂慮を示し、「今回の首脳会議は、独特な形でこれら問題を処理する」と強調しました。
イスラム諸国特別首脳会議は、7日と8日両日サウジアラビアのメッカで開催され、50あまりのイスラム会議機構加盟国の首脳や代表が参加しています。
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