中国江西省民政庁が発表した最新統計によりますと、地震で倒壊した家屋は2万軒近くになり、それによる直接的な経済損失はおよそ10億元に達したとのことです。
江西省九江市に属する九江県と瑞昌市の間、26日マグニチュード5.7の地震が起り、その後余震も何回発生しました。これまで、12人が地震で死亡し、560万人が被害を受けています。
地震発生後、中国国家地震局は被災地に応急活動グループを派遣し、被害状況を調査するほか、地震活動のこれからの動きを観測しています。中国民政省は被災地に緊急救援資金を拠出するほか、テント6300個を輸送しました。地元政府も緊急に500万元の救済金を調達しました。現在、被災地民衆の生活は安定しており、社会秩序も良好であるとのことです。
江西省と隣接する湖北省の一部のところも地震に影響され、これまで、1人が死亡し、数千人が被害を受けています。湖北省政府は救援活動を全力をあげて繰り広げており、現在、被災地の秩序は回復されているところです。(11/27)
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