中国衛生省が23日発表したところによりますと、中国では新たに高病原性鳥インフルエンザの人への感染例が1件発生し、今まで合わせて鳥インフルエンザの人への感染例が3件確認されたとのことです。
この新規感染例は安徽省休寧県で発生したもので、患者は発病前に病死した家禽と接触したことがあり、22日に死亡したとのことです。中国は既にWHO・世界保健機関や香港、マカオ、台湾地区及び一部の国にこの情報を通報しました。
当日、中国衛生省と国家漢方薬管理局は新しく改定された『鳥インフルエンザの人への感染診断治療案』を公布し、医療機構が鳥インフルエンザの人への感染の診断や治療を指導しています。
そのほか、中国農業省が当日発表したところによりますと、中国西北部の新疆ウイグル自治区米泉市では鳥インフルエンザの感染が新たに発生し、感染地区周辺3キロ以内の家禽8万4千羽は既に処分されたとのことです。
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