中国衛生省とWHO・世界保健機関による共同調査団は、17日、湖南省に対する4日間に亘る調査を終えて北京に戻りました。
衛生省とWHO鳥インフルエンザ予防共同調査団は今月14日湖南省に到着し、同省湘潭県で発生した三例の「原因の分からない肺炎」に対して調査を行いました。調査期間中、WHOの専門家はこれら患者を治療した病院や、鳥インフルエンザの発生地などに対して流行病学に基づく現場調査を行いました。調査団は、湖南省の衛生部門と病院関係者が鳥インフルエンザの人間への感染を防ぐ面で払った努力を認めたほか、鳥インフルエンザに感染した患者一人の完治を評価しました。
湖南省で発生した三例の「原因の分からない肺炎」患者の中で、湘潭県の9歳の男の子が鳥インフルエンザに感染したと確認されたものの、その死亡した姉は確実な実験室の検査データがないため、鳥インフルエンザに感染したかどうかは判断できないということです。
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