中国国際救援隊・第2陣はパキスタン地震で大きな被害を受けた被災地バラコットでの任務を無事終了し、現地時間15日夜にイスラマバードに戻った。

　中国国際救援隊の趙和平隊長（中国地震局副局長）によると、第2陣の活動は医療支援が中心で、十分な技術力と比較的整った機能を持つ移動病院を現地に開設し、助産や全身麻酔手術など、救援隊発足後初めての任務を多数行った。

　部隊は先月28日にパキスタン入りし、30日からバラコットでの医療支援を開始した。移動病院で2千人以上を診察したほか、回診チームを組み高山地帯の被災者にも医療サービスを提供した。任務終了の15日午前には、バラコット地区に移動病院と生活用キャンプを寄贈した。（編集NA）

「人民網日本語版」