中国農業省の制定した「高病原性鳥インフルエンザ感染拡大対処技術規範」が正式に公布され、感染拡大に対処する技術について詳しく定めています。
この技術規範は、鳥インフルエンザ感染の疑いや、感染が確認された時の、サンプル入手、保存、感染地点の処理などについて詳しく定めています。
これについて、農業省の関係責任者は「この技術規範を打ち出すのは、『高病原性鳥インフルエンザ』の感染防止を強化するためで、感染に対処するプロセスと措置の規範化を図るものだ」と述べました。
先月上旬以降、中国の内蒙古自治区、安徽省、湖南省、遼寧省、湖北省などで相次いで「H5N1亜種」の高病原性鳥インフルエンザ感染が起きており、これを受けて、関係部門は家禽を1000万羽近く処分したということです。
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