胡錦濤国家主席とドイツのケーラー大統領は、11日、共に「中国ドイツ対話フォーラム」の設置式典に出席しました。
式典の挨拶で、胡錦濤国家主席は、「このフォーラムの設置は、両国関係の発展プロセスが生んだもので、両国関係の進展に重要な意味を持っている」と評価した上で、今後、中国は、フォーラムの提案を真剣に検討すると、強く重視する態度も示しました。
これに対して、ケーラー大統領は、「フォーラムの設置は、両国関係の発展にとって重要なものである」と述べ、フォーラムが両国人民の関係の発展の深化を推進する力強い牽引力になることを希望しました。
胡錦濤国家主席は、同日、ベルリンでシュレーダー首相とメルケル次期首相ともそれぞれ会見し、今までの協力関係を踏まえて、両国協力を深化していくため、ドイツと共に努力していきたと、強調しました。さらに、「政府間の信頼と戦略協力を強化するため、双方がハイレベルの交流を強めること、投資を促進するため、二国間経済貿易協力を拡大すること、人員交流を促すため、人員交流を強めるなどを通じて、両国関係の新たな段階に引き上げるよう」希望しました。
|