中国共産党中央対外連絡部の郭業洲報道官はこのほど、胡錦濤国家主席(中国共産党中央委員会総書記)が10月28~30日に朝鮮を、10月31日~11月2日にベトナムを公式訪問すると北京で発表した。それぞれ朝鮮の金正日・労働党総書記(国防委員長)、ベトナムのノン・ドク・マイン共産党中央総書記とチャン・ドク・ルオン国家主席の招きに応じたもの。
外交部の孔泉報道官は27日の定例記者会見で明らかにしたところによると、胡主席は朝鮮への訪問中、朝鮮労働党や朝鮮政府の指導者と会談し、両党・両国の関係や、双方が共に関心を寄せる国際問題・地域問題について意見を交換する。ベトナムへの訪問では、ノン・ドク・マイン共産党中央総書記、チャン・ドク・ルオン国家主席と会談し、両党・両国の関係や、共に感心を寄せる国際問題・地域問題を含む議題について話し合う。この他、ベトナムの政府・議会の指導者と会見する予定。
孔報道官は現在の中越関係について「現在、中越関係は全体として良好な情勢にある。中国は、今回の訪問を通して、両国の指導者による重要な共通認識がさらに実行され、両国の協力が強化され、両国の関係が絶えず新たなステップに上ることを期待している」と述べた。(編集UM)
「人民網日本語版」2005年10月28日
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