交通部の張春賢部長は1日に開催された第2回国際海運(中国)年次総会で、2010年に中国大陸部の沿海港湾の貨物取扱量は50億トンを突破し、コンテナ取扱量は標準ケースで1億3千万個で、04年の2倍に達するとの見通しを示した。
統計によると、現在大陸部には港湾が1430カ所あり、04年の貨物取扱量は41億7千万トンに上った。うち沿海港での貨物取扱量は25億3800万トン、コンテナ取扱量は標準ケースで6180万個で、十数年連続で25%の増加率を維持した。
張部長は「中国海運業は今後、重要な発展チャンスを迎える」と指摘。理由として(1)国民経済の発展情勢からみて、中国経済は今後相当長期にわたり引き続き安定的かつ急速な成長を維持すると予想される(2)経済のグローバル化の情勢からみて、中国は世界の加工製造業の中心地になりつつあり、中国経済の世界経済への融合が一層進み、中国が世界の主要貿易国としての地位をさらに固めると予想されるーーの2点を挙げ、「中国の経済発展は、必ず巨大な運輸ニーズを生み出す」と述べた。
「人民網日本語版」
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