国家林業局野生動植物保護局の卓榕生局長は31日北京での記者会見で「ここ数年、野生の動植物やその生息地に対する保護プロジェクトの実施を通じて、中国では野生の動植物資源は効果的に増えてきた」と述べました。
卓榕生局長の話によりますと、2001年から、中国は野生動植物と自然保護区の建設プロジェクトを実施し始めましたが、ここ4年来、中国は自然保護区60ヶ所余りを新たに設置し、その総数は1600ヶ所余りに増え、重点的に保護する動物には、ジャイアントパンダ、トラ、金糸ザルなど、絶滅の危機に瀕している野生動植物が含まれています。現在、中国国内では半分以上の野生の動植物の数が安定して増えており、品種も次第に多くなっているということです。
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