中国共産党の中央政治局委員で上海市委員会の書記でもある陳良宇氏が20日、上海で中国国民党の連戦名誉主席の一行と会談しました。
陳良宇書記はその際「今、上海は三つの面で両岸関係を発展させている。まずは、胡錦涛総書記と連戦主席が達成した合意を着実に実施すること。次は台湾同胞の上海での生活、仕事、投資、および子供の就学のため、よりよい環境を作り出すこと。三つ目は両岸関係の更なる発展のために最大の努力を尽くすことだ」と強調しました。
これに対し、連戦氏は「両岸関係についての双方の目標は明確であり、そのプロセス実施にはにはまだ困難が存在しているが、台湾当局は民意を改めることができないことから、この目標は必ず達成できると信じている。全般的に見て、今後の両岸関係が楽観視できる」との考えを表明しました。
連戦氏の一行は20日午後、上海入りしたもので。上海滞在期間中、淞滬抗日戦争記念館などに参観することになっています。
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