日本の江利川毅・内閣府事務次官が11~14日、中国を訪問する。訪問期間中、中国を侵略した旧日本軍の遺棄化学兵器の処理について、中国側の担当責任者と協議する予定。
江利川次官は今回、北京のほか吉林省敦化市を訪問し、遺棄化学兵器が埋められた場所などを視察する予定だ。
旧日本軍が遺棄した化学兵器は中国の十数の省に散在しており、うち東北地方に最も集中している。中国国内に残されたこれら化学兵器は、今も住民の生命・財産や生態環境を著しく脅かしている。
「化学兵器禁止条約」や中日両国政府が調印した「覚書」の規定によれば、日本政府は中国に遺棄した化学兵器を廃棄処分する責任を負い、廃棄処分に必要な資金、技術、専門家、施設などををすべて提供しなければならない。中国側は、これに適切な協力を行う。(編集YS)
「人民網日本語版」
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