中国では現在、19の海外金融機関が16の中国資本銀行16行に資本参加しており、出資額は合計165億ドルに迫っている。中国銀行業監督管理委員会の唐双寧副主席が9日、2005年中日経済ハイレベルフォーラムで明らかにした。
16銀行には大手国有銀行、株式制銀行、都市商業銀行が含まれ、中国沿海部・東部だけでなく、内陸部や西部の金融機関も含まれ、多様化傾向がみられる。唐副主席によると、国内・海外銀行による協力は2段階に分けられる。第1段階は主に短期貸付、代理決済、手形割引などの業務提携。第2段階では、資本参加にステップアップする。海外金融機関の中国資本銀行への出資比率は、外資が1社の場合は最高20%、外資が複数の場合は最高25%に規制されている。
「人民網日本語版」
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