中国の胡小笛軍縮大使は4日、第60回国連総会第一委員会の一般演説で、「国連の役割を強化し、共同安全体制を中心に、国際社会が軍縮と兵器拡散防止問題への懸念を解消するよう」表明しました。
席上、胡小笛軍縮大使は、冷戦思想への固執、核兵器の先制使用に基づいた核脅威戦略、およびテロリストやその他の非国家組織が大量破壊兵器を保有する可能性が高くなることにより、世界の安全保障に新たな不安定要素が現れました。
また、胡小笛軍縮大使は、これらの脅威や挑戦に対応するには、軍事力によって安全の優位性を求める考え方を放棄し、国の安全における核兵器の役割を薄めるべきだと強調しました。
胡小笛軍縮大使はさらに、国際法の枠内で、軍備制御、軍縮と兵器拡散防止問題を政治と外交手段によって解決すべきだと述べました。
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