中国の張義山国連次席代表は28日、第59回国連総会が開催した発展のための資金調達問題に関するハイレベル会議で発言し、発展途上国の貧困撲滅と共同の発展を図るため、政府筋による発展への援助の増増やし、債務減免などで実際行動を取り、充分な資金を調達するよう国際社会に呼びかけました。
張義山副代表は、その際「国際社会は、発展途上国がそれぞれ自国の国情に見合った政策を選ぶことを認め、外部からの発展途上国への直接投資を奨励し、開放的に、公平で、差別視せず、かつ規定に基づく多国間貿易体制を維持し、国際的な経済政策決定に対する発展途上国の発言権と参与権を重視しなければならない」と述べました。
ところでニューヨークの国連本部で開かれたこの発展のための資金調達に関するハイレベル会議は28日閉幕しましたが、会議では、今年9月の国連首脳会議開催に備えるため、2002年のモントレー国際会議で達した共通の認識の実施情況が審議されました。
|