全国政治協商会議の賈慶林議長は27日北京で、「中国側は、歴史が残した中印国境問題のいち早い解決を期待し、中国とインドとの国境線が両国の永遠の友好協力につながる架け橋となることを希望している」と述べました。
これは、中印国境問題特別代表第六回会合に参加したインド側のソラヤナン特別代表と会見した際語ったもので、賈慶林議長はその際、「中印双方は各分野の互恵協力を積極的に展開し、両国の戦略的パートナーシップの内容を絶えず充実させていくべきだ」とした上で、両国関係の大局という見地に立ち、国境問題解決の枠組み模索で絶えず進展を収めるよう両国代表に期待しました。
これに対し、ソラヤナン特別代表は、「インドは中国との協力を期待しており、両国の戦略的パートナーシップを積極的に促し、国境問題のいち早い解決を望んでいる」と述べました。
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