京華時報の報道によると、家電大手の夏新と長虹は25日、業界を二分する次世代DVDの規格争いについて、東芝などが作る「HD-DVD」の陣営に加わり、今後「HD-DVD」に規格を合わせた高画質DVDプレイヤーを生産することを発表した。両社は、世界的な次世代DVD規格を受け入れた最初の中国企業となる。これは、世界的な次世代DVD規格の中国への進出を、中国独自開発のEVDが阻止できなかったことを意味する。
中国の家電メーカーが高額の特許使用料を納めていた従来の立場を変えるため、中国は昨年、独自開発の次世代DVD産業規格「EVD」を確立した。
夏新の王治全スポークスマンは、「世界的な2大陣営のうち、HD-DVDを選んだのは、こちらの技術の方がより成熟しており、支持するコンテンツプロバイダもより多いからだ」と説明。長虹数碼科技公司の寇化夢総経理(社長に相当)は、「HD-DVD規格は中国企業にとって、より経済的で、より開放されている」と問題の本質をつくコメントをした。
「人民網日本語版」
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