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中国新聞社の報道によると、中国大陸部企業の対外投資額は今後数年間、増加が続く見通しだ。中国国際貿易促進委員会とカナダ・アジア太平洋基金がこのほどまとめた調査報告書によると、「1年以内に対外投資額を増やす計画がある」と答えた大陸部企業は23%、「2~5年以内に対外投資を行う計画がある」との答えは40%を占めた。
調査結果によると、対外直接投資の意欲が最も強い分野は▽貿易▽製造業▽天然資源の採掘運輸・加工??の3分野。今後2~5年以内に対外直接投資を増やす計画がある分野は▽自動車・自動車部品▽食品・飲料▽機械・電力設備??など。予定投資先の首位はアジアで、2位以降には欧州、北米が続いた。
カナダ・アジア太平洋基金の胡雲豹総裁は、「中国の昨年の対外投資額は、過去最高の55億ドルに達した。全世界の投資額と比べると大きな数字ではないが、今後大きく増加していくだろう」と話す。(編集SN)
「人民網日本語版」2005年9月20日
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