ASEAN・東南アジア諸国連合の10ヵ国は19日マレーシアの首都クアラルンプールで、初めて地域合同災害救援の演習を行い、この地域の自然災害への対応能力をチェックしました。
報道によりますと、マレーシア、シンガポール、ブルネイの3ヵ国からの救援隊及びASEANの他の加盟国のオブザーバー合わせて200人あまりが当日の演習に参加しました。今回の演習では、マレーシアで強い地震が発生した後、隣国のシンガポールとブルネイに援助を求め、それで3ヵ国の救援隊が合同救援作業を展開する状況を想定しました。関係方面はこのような演習を通じて、地震や津波などの大きな自然災害に対応する一連の行動マニアルと関連規定を制定することを希望しています。
今回の演習は第38回ASEAN外相会議が7月にラオスで調印した『ASEAN災害防止と応急反応協議』の一部の内容に基づき、行われたものです。
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