第19回国際灌漑排水大会は18日、北京で閉幕しましたが、会議は「北京宣言」を発表し、持続可能な食糧安全を実現するため、農業用水の効率を高めるよう各国に呼びかけました。
報道によりますと、いま、世界各国の農業用水量は淡水使用量全般の70%にも及んでおり、そのうち、灌漑型農業による食糧の生産量は世界の総生産量の40%を占めています。
この「北京宣言」は、世界の食糧生産量を増やすには、発展潜在力のある地区の灌漑と排水用地の面積を増やすほか、灌漑排水設備が既にあるところでは、その地区の水土資源管理を改善し、また、用水効率と土地の生産力を改善することの必要性を強調しています。
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