イスラエルのシャロン首相は18日ニューヨークで、イスラム原理主義組織ハマスによる来年のパレスチナ評議会選挙への参加に反対する立場を改めて強調しました。
これはシャロン首相が当日、アメリカのユダヤ人指導者と会見した際述べたもので、シャロン首相はその際、「ハマスが選挙に参加するには、二つの条件に満たすべきだ。一つはその武装を解除すること、もう一つはイスラエルを滅ぼすという主張を放棄することである。そうしなければ、イスラエル側はパレスチナ評議会議会の選挙実施を支持しない」と述べた上で、パレスチナ側が中東新和平案「ロードマップ」実施での承諾を履行し、ハマスなど過激派の武装を解除するようパレスチナ自治政府のアッバス議長に呼びかけました。
シャロン首相はまた、10月2日にアッバス議長と会見することも明らかにしました。
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