国連のアナン事務総長は17日、ニューヨークの国連本部で開かた第60回国連総会の一般演説の冒頭で、加盟各国と共に努力し、国連設立60周年首脳会議で承諾したことを履行し、国連改革を確実に推し進めていきたいと述べました。

　この中で、アナン事務総長は、首脳会議で「成果文書」を採択したのは、国連改革が目立った進展を収めたことを表している。事務総長として、早速予算と人事制度を含む事務局の改革に取り掛かっていく。単独の会計審査委員会を設立するなどによって、事務局のより効果的な働きを実現させ、人々の国連への信頼をも回復させ、後任が仕事を一層順調に進めていけるための条件作りをしていきたいと語りました。