ロシアを訪問中のイランのカガザデ副大統領兼原子力庁長官は12日モスクワで記者会見し「イランの核問題を国連安保理の審議に付することにはいかなる技術的、かつ法的の根拠はない」と強調しました。
カガザデ副大統領は、「イラン政府はIAEA・国際原子力機関の理事会の19日の会議開催前に、イランの核問題の解決についてEU・欧州連合を代表するイギリス、ドイツ、フランス三国に新たな提案をおこなう。もし一部の国がイランの核問題を政治化しようとするならば、イランは明確で断固たる反応を示す」と述べました。