ニーヨークで第2回世界議長会議に出席している中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は、現地時間8日国連本部で、アメリカやロシア、ブラジルの議長とそれぞれ会見しました。
呉邦国委員長は、アメリカ上院のスティーブンス臨時議長と会見した際、、中米両国関係を積極的に評価し、「中国側は、アメリカが一つの中国という政策の堅持、中米間の三つの共同コミュニケの遵守、及び台湾独立の反対という立場を何度も重ねて明らかにしたことを評価する」と述べました。
呉邦国委員長は、ロシアのグリズロフ下院議長との会見で、「中国全国人民代表大会とロシアの下院や連邦委員会との交流メカニズムの役割をさらに発揮させるため、交流の内容を充実させる必要がある」と強調し、また中ロ双方が立法分野での交流や地方と企業間の協力を推進することによって、両国の関係をさらに促進するよう提案しました。
それに、呉邦国委員長は、ブラジルのカワルケティ下院議長と会見した際、ブラジル議会と定期的な交流メカニズムを確立したいという意向を表明しました。
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