ニューヨークで開かれている第2回世界議長会議に出席した中国の全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は7日、それぞれ韓国のキム・ウォンギ（金元基）議長やクウェートのハラフィ議長と会見しました。

　呉邦国委員長は、キム・ウォンギ議長と会見した際、「中国と韓国が全面的協力パートナーシップを確立して以来、両国の政治、経済、文化などの分野における交流と協力はより緊密になっている。」と述べました。

　これに対しキム・ウォンギ議長は、「韓国と中国の関係発展は、韓国の各界の共通の認識である」と述べました。

　呉邦国委員長はハラフィ議長と会見した際、「クウェートは、アラブ諸国の中で、今まで政府優遇借款を一番多く中国に提供した国である。中国側はクウェートが台湾、人権などの問題で貴重な支持を与えたことに感謝の意を表している」と述べました。

　ハラフィ議長は、「クウェート政府と議会は中国との関係発展を非常に重視し、中国を信頼できる友と見ている」と述べました。