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世界法律大会、北京で開催
   2005-09-05 15:12:44    cri

 第22回世界法律大会は5日北京で開幕しました。これに先立って、胡錦濤国家主席は一部の代表と会い、大会の開催に祝賀の意を示しました。中国共産党中央政治局の羅幹常務委員、中国の肖揚首席裁判官、それに世界法学家協会の会長らがそれぞれ開幕式で挨拶し、今回の大会は、調和の取れた国際社会の構築にプラスとなると異口同音に伝えました。

 世界法律大会は世界法学家協会の主催によるもので、法律関係者の「オリンピック」とされ、各国の法律関係者が法治の思想を発表する重要な舞台として、世界で広く知られています。中国は、15年前に第14回世界法律大会を成功裏に開催したことに次いで今回の第22回の大会を催します。

 今大会では、「法治と調和の取れた国際社会」がテーマとなり、北京と上海の二ヶ所で合い前後して行なわれる今大会には合わせて1500人余りの各国代表が参加します。

 胡錦濤国家主席は開幕式前に、一部の代表と会いました。胡錦濤国家主席は今回のテーマの重要性を強調し、次のように述べました。

 「法治は、調和の取れた国際社会の構築の中で重要な役割を果たす。われわれは法治の強化と通じて、『国連憲章』の趣旨と原則、それに国際的に認められる国際関係の規則を、国際社会の行動の規則にしていくべきである。中国は社会主義法治国家を引き続き建設し、社会主義法制を整備し、法律にのっとった行政を行い、調和の取れた社会の構築で法治の役割を十分発揮させていく」と述べました。

 世界法学家協会のイェフドキモフ会長は開幕式で挨拶し、「中国は現在、経済、法律、民主の面で大きな進展を遂げている。中国はすでに立法、司法、行政の面で極めて大きい進歩を遂げた。1990年に行なわれた第14回世界法律大会以降、中国では法治の認識は根を下ろしている。したがって、再び中国でこの大会を開催することにし、中国の変化を確認してほしい」と述べました。

 第14回法律大会が中国で開かれたのは、ちょうど中国の改革開放が大切な時期に来ている時でした。15年後に世界法律大会が再び中国で催されることになりましたが、中国は大きく変貌しています。経済と社会発展の客観的なルールに従い、中国は法律改革と司法改革を絶え間なく進めており、法律と司法制度の完備を図っており、人民の権利と自由が力強く保護されています。

 これについて中国共産党中央政治局の羅幹常務委員は「改革開放が実施されて以降、憲法を核とする中国の特色ある法律体系は一応形作られている。政治、経済、社会の主な活動はいずれも法律的根拠が示されている」と述べました。

 現在、中国では社会全体の法律意識と法制の観念が強まっています。中国国民の自由と権利が法律にのっとって擁護されています。中国は21の国際条約に加盟しており、中国全国人民代表大会はすでに「経済、社会、文化権利国際条約」を批准しました。

 中国の肖揚首席裁判官は大会の開幕式で発言し、「世界法律大会が中国で開催されるのは、中国の法治国家建設の成果をアピールするものだけでなく、中国の法治整備を促進するだろう。中国は世界各国との法律面の交流と協力を強めていく」と述べました。

法律
v 第22回世界法律大会、北京で開幕 2005-09-05 13:38:33
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