8月31日午前発生したバグダッドでのパニック事故による死亡者数は当日午後から増えており、国際社会はこれら死者にそれぞれ哀悼の意を表しています。
イラク側の最新統計によりますと、これまでに965人が死亡し、465人が負傷したということですが、これはイラク戦争発生以来、イラクでの死傷者数のもっとも多い事故となりました。
国連のアナン事務総長は、当日声明を発表し、「遺族やイラク政府と国民に慰問の意を表す。国連はイラクに必要な援助を提供する」と表明しました。
アラブ連盟のムーサ事務局長は、「イラクの国民と政府に哀悼の意を示す」という声明を発表しました。
ヨルダンの国王とイランの大統領も当日それぞれイラク大統領と政府に哀悼の意を表しました。
アメリカ国務省のスポークスマンは、「アメリカはバグダッドで発生した事故について非常に遺憾に思う」と述べました。
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