アメリカのボドマンエネルギー長官は31日ワシントンで、大型ハリケーン「カトリーナ」による国内原油供給不足に対応するため、ブッシュ政府は、戦略石油備蓄(SPR)の放出を決定したことを明らかにしました。
伝えられるところによりますと、「カトリーナ」で被害を受けたうち、少なくとも9社の石油会社は、米政府に貸付の申請を出しました。
米政府の備蓄石油放出の影響で31日、アメリカ市場の原油価格は70ドル台に下落し、ニューヨーク商業取引所の10月分軽質原油先物価格は1バレル=68.94ドルで取引されているということです。
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