広告の世界大手、英WPPグループのマーティン・ソレル最高経営責任者CEOはこのほど、「中国は向こう3年以内に、米国に次ぐ世界で2番目の広告市場になる」との予測を示した。
ソレルCEOは、「中国の広告市場の急速な拡大は、経済成長と北京五輪がもたらすビジネスチャンスによるものだ」と指摘。また、WPPが中国とインドで計画している買収プランを間もなく発表する予定であることを明かした。同社の中国広告市場でのシェアは15%。
ソレルCEOはまた、世界の広告産業には、▽成熟した市場のゆっくりとした成長、▽新興市場の急速な拡大??という2種類の歩調が見られるとし、中国は新興市場の代表だと指摘した。
現在、広告産業の規模を見ると、中国は世界6位に位置する。1~5位は順に、米国、日本、英国、ドイツ、フランス。
「人民網日本語版」
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