イギリス内務省のスポークスマンは12日、「レバノン籍イスラム教伝道師バクリ師がイギリスに戻ることを禁止する」と発表しました。
このスポークスマンはその際、「クラーク内相は、『国民の利益に不利である』ということを理由にバクリ師のイギリスへの帰還を禁止する命令を下した。」としています。
イギリスのブレア首相が5日、宗教的恨みを煽る外国聖職者を国外追放するという新しいテロ取締り措置を発表した後、バクリ師は逮捕されることを心配するため、6日イギリスを離れ、レバノンに赴きましたが、11日、レバノンの治安部門に拘束されました。そして、12日、レバノン検察局は、バクリ師を釈放しました。
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