胡錦涛国家主席は9月の5日から17日にかけてアメリカ、カナダ及びメキシコを公式訪問すると共に、国連成立60周年サミット出席しますが、このことについて中国の李肇星外相は、25日記者のインタビューに答え、「胡錦涛国家主席の今回訪問の目的は対話を強化し、相互信頼を増進して協力を促し、共同の発展を図るためである」と述べました。
李肇星外相は、その際、「中国とアメリカには幅広い面で重要な共同の利益がある。中国側は、アメリカ側と共に、戦略的、かつ長期的立場から、両国関係を処理し、交流と協力を強化し、意見の食い違いを適切に処理し、中米間の三つの共同コミュニケの原則を踏まえて両国の建設的協力関係の発展を一層推進するつもりである」と述べました。
李肇星外相はまた、「胡錦涛国家主席は、国連成立60周年サミットに出席し、当面の国際情勢と重要な国際問題に対する中国の立場を全面的に表明すると共に、国連の役割を強化し、国連の改革を促すなどの問題について具体的な主張を提出する」と述べました。
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