中国共産党中央の胡錦涛総書記は19日、連戦氏に電報を送り、連戦氏の中国国民党栄誉主席就任に祝賀の意を示しました。
胡錦涛総書記はその祝電で、連戦氏が中国国民党の指導者に就任して以来、両岸関係の改善や発展に貢献してきたことを高く評価しました。
この祝電は、「今年4月、連戦氏が招きに応じて中国国民党代表団を率いて大陸を訪問し、中国共産党と交流や対話を行ったことは、世界から注目を集めた。中国共産党と中国国民党が共同で発表した『両岸の平和発展における共同の念願』は、海峡両岸同胞の福祉推進を基本とし、両岸関係を平和と安定という発展方向に導く上で、重大な意義を持っている」としています。
当日、中国共産党中央委員会も、中国国民党中央委員会及び馬英九主席に電報を送り、第17回中国国民党党員代表大会の開催を祝いました。
その祝電は、「両党と両岸の同胞が、共に努力し続け、『九ニ年の共通の認識』を堅持し、"台湾独立"に断固反対し、台湾海峡の平和を維持し、両岸同胞の福祉事業を推進し、両岸の互恵協力の新しい局面を切り開き、中華民族に幸せをもたらすよう心から期待している」と表明しています。
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