8日間に亘った中国とロシアの合同軍事演習は、25日午後、山東省の濰坊地区で終了しました。
中国の曹剛川国防相とロシアのイワノフ国防相が現場で演習を視察した上、それぞれ閉幕式で挨拶をしました。
曹剛川国防相はその挨拶で、「合同演習は中ロ両国の新しい脅威や挑戦などに共同で対応する力、国際テロリズム、過激主義と分裂主義を取り締まる力をより高めた」と評価した上、第3国を相手にしておらず、他国の利益にも及ばない今回の合同演習は、中ロ両国が防衛事務安全分野における交流や協力の面で積極的な成果を得たことを強調しました。
イワノフ国防相は、「今回行われた両国間の軍事演習の規模の大きさは、近代に入って以来のものである」と強調し、「演習で両国の協力は非常に順調に進められた。これは科学技術水準が極めて高いことを表している」との見解を示しました。
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