全国人民代表大会民族委員会は22日北京で会議を開き、「中国政府は西部にある寧夏回族自治区を、全国の省レベル地区における節水型社会構築のテスト実施地とする」と明らかにしました。
それによりますと、寧夏自治区は今後、いまの不合理な用水構造と伝統的な農業発展モデルを変え、水資源の最適な配置を行い、節水プロジェクト技術システムを健全化させ、また、保障体制をしっかりしたものにし、生産用水、生活用水と生態用水の前後関係を適切に協調していくとのことです。
中国の少数民族地域は、主に、干ばつで水不足に悩まされている生態状況がよくない西北部と西南部の山間地帯に分布しており、地元での水利建設問題は政府から高度に重視されています。
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