中国とロシアによる合同軍事演習「平和の使命2005」の第三段階が23日から、中国の山東半島とその周辺海域で始まりました。
この段階の演習は、交戦実施訓練が重点に置かれ、海上封鎖、上陸作戦などの訓練が実施され、25日に終了するということです。
今回の中露合同軍事演習は18日から、ロシアのウラジオストクで始まり、第一段階は戦略に関する協議と作戦計画の作成、第二段階は兵力の投入、展開と調整及び協調的な戦闘配置を重点として中国山東半島とその周辺海域で行なわれたものです。
中露両国軍隊の参謀総長はこのほど、「今回の両国の合同演習は、第三国を対象としたものではなく、第三国の利益にかかわるものでもなく、いかなる国に脅威をなすものでもない」と強調しています。
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