中国国民党第17回党員代表大会は20日台北で閉幕しました。会議で可決された宣言は、「中国国民党の連戦前主席の大陸訪問は両岸の膠着状態を打破し、台湾海峡平和の希望の火をともした」と評価しています。
中国国民党の馬英久主席は閉会挨拶で、「台湾経済が疎外されることを避けるため、台湾と大陸との交流を引き続き推進していかなければならない」と述べました。
また、新しく当選した関中副主席も大陸側の記者に、「中国国民党党内は両岸関係を非常に重視している」と表明しました。なお、中国国民党はすでに今年4月29日連戦氏と中国共産党中央の胡錦濤総書記の会談で達成した共通の認識を政策綱領に収めると共に、それを基礎に、引き続き両岸関係の更なる発展を推し進めるとのことです。
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