中国国民党の第17回代表大会が19日、台北市の「国父記念館」で開幕する。国民党主席のポストが同日午前、連戦氏から馬英九氏に引き継がれる。
台湾「中央日報」は、大会の議題となる綱領草案と大会宣言の内容の一部を報じた。
政策綱領草案は「民主、平和、新たな希望」を全体的にアピールしつつ、連戦主席が大陸部訪問時に胡錦濤・中国共産党中央委員会総書記と合意した5項目の共通の願いや、江丙坤副主席が3月の大陸部訪問時に陳雲林・中国共産党中央台湾事務弁公室主任と合意した12項目の共通認識、馬英九新主席が選挙時に発表した政見などを盛り込んでいる。
具体的政策に関する行動綱要では、両岸(台湾と大陸部)政策について「1992年の共通認識」を基礎に、平和で安定した両岸関係の追求、両岸の共同市場の推進、「三通(直接の通信・通航・通商)」の実現などを主張している。(編集NA)
「人民網日本語版」
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