中国全国政治協商会議の賈慶林議長は19日北京で、マダガスカル国民議会のフソロフォナンテナイナ副議長が率いる代表団と会見し、「中国はマダガスカルと共に努力し、両国の友好協力関係を新たなレベルに引き上げていきたい」と表明しました。

　賈慶林議長はその際、「中国とマダガスカルはいじれも発展途上国である。マダガスカルを含む発展途上国との友好関係を絶えず強化することは、中国の対外関係における重要な基盤である。中国共産党はマダガスカル・ティム党との友好関係発展を重視している」とした上で、マダガスカルが一つの中国の政策を堅持し、中国の統一事業を支持している立場を高く評価しました。

　これに対し、フソロフォナンテナイナ副議長は、「マダガスカルは、国際事務での中国の重要な役割を高度に重視し、一つの中国の政策を堅持している。私は今回訪問を通じて、双方の各分野における協力を推進していきたい」と述べました。