中国シルク協会は15日、江蘇省東台市を「中国繭シルク拠点」という名を授けました。東台市は中国での初の繭のシルク拠点となりました。
東台市は江蘇省中部に位置する沿海都市で、現在、中国で最大規模の繭シルクの生産地区の一つになっています。中国シルク協会の弋輝会長は、当日、北京で行われた命名式で、「東台市がこの特色のある生産基地の名前を授けられたことは、中国の繭シルク業の発展を促し、業界の全体レベルを引き上げるのに、きっと積極的な役割を果たすに違いない」と評価しました。
ここ数年、中国のシルク産業は安定した発展を保っています。統計によりますと、今年6月末までで、その総生産値は589億元日本円の8000億円近くに達し、去年同期より2割近く伸びたとのことです。
|