イラク南部の都市ナシリヤに駐留しているイタリア軍のスポークスマンは、13日、イタリアはイラク駐留軍撤退を前倒しで行うことを決定し、第一陣の海兵隊員およそ130人近くがイタリアに帰国すると明らかにしました。
これについて、このスポークスマンは、「この130人の駐留軍兵士はすでに8月初めに駐留任務を完成したもので、イタリア政府の元の計画によると9月からの撤退に含まれている。このことからこれら駐留軍と交替する新たな軍隊を派遣する必要がなくなった」と述べました。
なお、イタリア政府はもともと9月から駐留軍300人を撤退する計画でした。現在、イラク駐留イタリア軍はおよそ3000人おり、主に南部地区に駐屯しています。
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